![]() ユーライア・ヒープ 『対自核』 <Review> 分厚いハーモニー、ケン・ヘンズレーの重厚なハモンドオルガンが特徴の彼らの3rdにして最高傑作。 タイトルトラック「Look At Yourself」でのハモンドのリフは、一度聴いたら忘れられない名フレーズ。 歪んだオルガンによる畳み掛けるノリは、頭を振ってしまう。 対照的に、10分を超える大作「July Morning」では、圧倒的な美しさを魅せる。(ちなみに、あの西城秀樹もカヴァーしたとか) この2曲のために買っても、きっと損したとは思わないだろう。 リッチーが下手くそで影響力の無い人だったら、ディープ・パープルがなっていた姿かもしれない。 本作を名盤たらしめているのは、音楽性だけではない。 鏡面になったジャケットには、アルバムを手に取ったリスナーが写し出される。 まさに「Look At Yourself」。 ジャケのインパクトとしては、キング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』、EL&P『恐怖の頭脳改革』に匹敵する。 しかも、それにつけられた邦題は『対自核』。 強引な直訳で、存在しない日本語ではあるが、この三文字が与える知的なインパクトは強烈。ピンク・フロイド『原子心母』と双璧をなす名邦題だ。 <音質チェック> 透明度:★★★ 分離:★★★☆ リアル度:★★★ 英国盤(紙ジャケ)です。 特にリマスターもされておらず、71年の雰囲気そのまま。 ハモンドが分厚いので、結構混濁するかもしれません。 ただ、音を整理できるところまでシステムがくると、かなり印象が変わります。 DsやGは、かなり輪郭がはっきりした音になりますし、ハーモニーやユニゾンもしっかり分離して聴こえ、全体的に見通しも良くなります。 対自核
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HR/HMを良い音で聴こう 2005/05/10 23:03 |
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